ファーストフードやコンビニで良く見かけるマルチディスプレイ。
複数のモニターが別々のコンテンツを再生しているかと思えば1枚の絵にしてダイナミックな表現ができたりと人々の目線を奪います。
本日はSamsungデジタルサイネージにてマルチディスプレイの基本構成についてご説明していきます。
1. ハードの選定 ~コストで選ぶ
STB+HDMI分配器+モニター

本体の画面分割設定を行うことで上記構成が可能となります。
この構成の場合モニターは幅広いラインナップから選定できますのでコストダウンにつながります。
Samsung製デジタルサイネージはベゼルが狭いものが多数ラインナップされて
いるので横並びにしたときに違和感なくスタイリッシュに演出ができます。
SIGNESSで同期させる為配信での運用となります。
2. ハードの選定 ~クオリティーで選ぶ
SamsungSTB+サムスンディスプレイ(ビデオウォールタイプ)

クオリティー優先でハードを選定する場合はVideoウォールシリーズから
選びます。このシリーズはベゼル幅が極端に狭いので
モデルによってはモニターとモニターの境目がほとんど分かりません。
そのため一体感のあるダイナミックな表現が可能です。

つながっているモニターの明るさを自動で調整(キャリブレーション)
してくれるので1枚のモニターだけが明るい、暗いといった症状が起きません。
接続方法はデイジーチェーン(数珠繋ぎ)にてモニターとモニターを専用ケーブルで接続していきます。そのためHDMI分配器は不要です。
運用方法は配信、スタンドアロンのいずれかで選択可能です。

3. コンテンツの作り方について
マルチディスプレイのコンテンツについて3枚横並びの場合の解説をしていきます。
3840×2160pxでコンテンツを制作します。田の字に分割しコンテンツを作っていきますので1枚当たりの解像度は1920×1080(HD画質)となります。
弊社ではAdobe Premiere Proを使って動画制作しています。
イメージは下記ご参照ください。

各ディスプレイに別々のコンテンツを置く事も可能ですし、
3枚が1つの絵になるような動画制作も可能です。

4. レイアウトについて
ディスプレイのレイアウトについてですが横1列でだけではなく
下の図のようなレイアウトも可能です。
設置個所、表現したい内容によって様々なレイアウトが組めますので表現の幅が広がります。
いかがでしたでしょうか?
ハード選定、コンテンツ作成、レイアウトについて記述させて頂きました。
ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。